ヘアスタイル・カウンセリング

お客様と、担当させていただく技術者側でなるべくデザインのずれが出ないように気持ちを上手く汲み取って形を作る為に、以下のカウンセリング方法をとっています。

 

特に比重をおいているのは、カウンセリングでのお客様の心理です。
「似合うのか」「似合わないのか」「似合わせられるのか」「似合わせられないのか」
カウンセリングしながら、お客様の投げかけるキーワードを、いかにデザインに組み込めるかがポイントになります。その為カウンセリングには多少のお時間がかかる場合もあります。


カウンセリングでポイントを見つけるには

A,B を踏まえて更にどのテイスト(好み)になるのかを考えていきます。
又、お客様の今の気持ちや、その時期のトレンド(流行)をどの程度ご希望のスタイルに取り入れていくのか、深くコミュニケイションをとりたいと思っています。

 

A・B・Cに分け、今の、なりたいデザインの方向性を上手く読み取る事が出来ると
 ●今やってみたいヘアー  ●今されたくないヘアー
 ●今度やってみたいヘアー ●いつかやってみたいヘアー
と、年間のヘアースタイルのスケジュールを立て易くなります。何よりもお客様の好みをより深いところで見つけていく事が出来ます。


Aの、直線・曲線・重さ・軽さで、大きく分けつつ
Bの、言葉・表情・姿勢・動作・服装・声の調子・声の高低をもってテイストを分類してゆきます。(髪質や服装、ライフスタイルその他)
A・Bで分類したものをCに落とし込んで、その中でコンサバよりなのか、アップトゥデイよりなのか、トレンドよりなのかを、方向づけしていきます。

 

このカウンセリング方法を行う事によって、よりお客様のテイストや気に入って頂けるヘアースタイルに近づける事が出来るでしょう。お客様自身のテイストが理解できていくと、そこからはずさないスタイルチェンジに持っていけるようになっていきます。
それによってお客様の信頼を得る事が出来るのです。

 

例えば、ファッションに敏感なお客様が「エレガントな感じ」・「モダンな」・「エスニックな」と言われても、技術者側がそこの所を理解出来ないと大きなずれが出てきてしまいます。これらを理解出来ているスタイリストとそうでないスタイリストでは、カウンセリングの段階でお客様の不安な気持ちを取り除くのに大きな差が出てきてしまいます。

 

しかし、これらが理解できても100%お客様の不安を取り除けるものだとは思っていません。あくまでも似合わせる為の一つの方法だと考えています。
上記の逆で、ファッションについて少し興味のある方や、余り興味の無い方でも大きな方向性を見つける事が出来ると思います。